Billfishing

 
Click ! (那智勝浦町・太地町鳥瞰図)

 
 

 


2009
 in Katsuura



 







 

2009年以降、勝浦ビルフィシュ・トーナメントが中止となりました。クルーザーは1億円前後しますし、燃油も1日で数十万円いたします。アメリカのリーマンショックに端を発した100年に一度ともいわれる深刻な不況の波は、ビルフィシュトーナメントの開催の継続を主催企業に許しませんでした。何ともいえぬ寂しい限りです。一日も早く再開されることを祈りたいと思います。

さてこのぺーじですが、大変好評を博しておりますので、しばらくは継続掲載とさせていただきます。

小生が子どもの頃、モータボートのエンジンといえばジョンソンと相場が決まっていました。軽い高速回転の音を残して、波を蹴立てて、ジョンソンを搭載したボートは世界の海を制覇していました。日本のエンジンは低速回転で、ジョンソンの比ではありませんでした。ところが今日、テレビの映像等を見ていても、ヤマハのエンジンが世界の海を席巻しています。こうした技術改革に、国内のビルフィッシングの競技が万分の一でも寄与しているのであれば、関係者の一員として、幸せこれに勝るものはありません。


一般にスポーツは人間の内なる暴力衝動(闘争心)を理性によって形式(ルール)のなかに封じ込めたものといえるでしょう。野球を例に採れば、セカンドで
刺す、相手打線を封殺する、相手投手をメッタメッタに打ちのめす。ボクシングを例に採れば、ノックアウトのないボクシングは泡の立たないビールのようなもの。ビルフィッシングの特徴は、狩という己の生命を保持するための最も根源的な暴力衝動を、近代的な最新鋭の武器(クルーザー、釣り道具)と緻密なルールでもってスポーツに昇華している点にあることでしょうか。

ヘミングウェイの「老人と海」が当然連想されるわけですが、あれは狩でしょうか、スポーツでしょうか。開高 健が、高級リールのアブ社を訪問して、誤って河に落とし、数年後見つけて取り上げたそのリールがなお光沢を失っておらず、直ちに機能した例を引きつつ、高級遊び道具であるリールを北欧の男女が工場で整然として手作り製作している様を見て、人間の業の深さに今更ながら思いをいたす場面がありますが、・・・・・


 

 

 

午前7時、主催者ヤマハの本部艇の合図で一斉にダッシュ。あたり一面無数の航空機が飛行するかのような爆音を立てて、競技艇そのものが躁舵手のむき出しの闘争心を具象化しつつ、大海原へ驀進します。競技艇たちはやがて水平線に達し、水平線が白波の一直線となり、そして何事もなかったかのようにすべてが消滅します。 (同競技の過去の写真より。)

 

 

 

 

近年潮岬沖にヒットポイントが集中しており、ほとんど全ての艇が西に向かって疾走していきました。

 

 

 

 

  

               
                   
悪天候にもかかわらず、健闘、見事108キログラムの黒かじきを釣り上げ られたチーム。魚がヒットしてからゲットするまで、たいていは30分程度かかると申します。なかには1時間かかることも。 (同競技の過去の写真より)                 そのかじきを挙げたロッド、リールとルアー。周囲の参加者達からは厳しい視線が送られていました。

 

 

 

  

 

ビルフィッシュガールに囲まれて恒例の表彰式。いつ見てもいいもので、笑顔に包まれています。 (同競技の過去の写真より)

 

 

 

 

 
戦い終えた競技艇たち。舳先をきれいに揃えて岩壁に係船される。あちこちにビルフィッシングの小旗が見られる。那智勝浦町は夏のビッグイベントを迎えて華やぎます。

 

 

 

 

39艇、約300人の参加者。ヤマハのスタッフ、那智勝浦町の主催者等が集い、7月7日、パーティーが開催されました。開会に先立ち、乾杯!

 

 

 

 

 

バイキング。皆さん食欲は旺盛です。

 

 

  

 

 
 
 
 
   
 
 
これは2007度年度の写真です。今年度の詳細な成績に関しては、参加者のプライバシー保護のために、掲載は控えさせていただき、上位の艇名 及び基礎的データのみ記します。  
 
 

 

 

 

順位 チーム名 魚種 ラインクラス 重量
1位 エンタ-プライズ クロカジキ 80IB 125.7kg
2位 エイ・コス クロカジキ 80IB 111.5kg
3位 Blue Cona クロカジキ 80IB 110.9kg
4位 King Kong クロカジキ 80IB 99.5kg
特別賞 スカイレインボー クロカジキ 計測対象外 93.7kg

 

 

 

 

 

 
 
夕暮れの 大海原を漂う競技艇

 

 

 

 

 

 

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