平成16年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が国連の世界遺産リストに登録されました。通常世界遺産効果は2年間といわれておりますが、熊野の参詣道に関しては、今なお歩かれる方がむしろ増加しております。その原因究明はこのページの目的ではありませんのでひとまず置くとして、 一昨年の「あげいん熊野詣」は従来のコースと違って、那智の滝参拝が加わり、一層参詣道散策という色合いが強くなりました。つまり、従来と同じコースをたどり、大護摩炊きの祈願を終え、さらに那智の滝へと参拝する、タフな設定となりました。恒例の元湯の献上は日を改めて行うこととなっております。
なお、那智勝浦町南紀州新聞社の須川達也氏、那智勝浦町役場産業課の中村起士央氏より写真を拝借しましたので、ご報告をし、感謝を申し上げます。

 

 

毎年ほぼ同じ行事が行われますので、やはりどうしてもマンネリとなりがちです。けれども、那智勝浦町の夏の行事としては大きな存在なので「あげいん熊野詣」を割愛するわけにもいきません。
そんな訳で、代わり映えはしませんが、ページとしては残しておくことにしました。これから那智勝浦町を訪れようという初めてのゲストの方には役に立つことと思います。

 

  

 

 

 

  続々と到着する参加者たち。今年は平安衣装にて参加する者、男女合計120名でした。那智勝浦町のバスの向こうには、福井工業大学のバスです。多くの女学生の皆さんに参加していただきました。

 

 

 

 

  皆さんそろいの衣装を身につけ、主催者の歓迎の挨拶やら注意事項を聞いていました。うす曇り、最高気温が23度、絶好の散策日和となりました。
 

 

 

 

 

  巨大な歴史的文化遺産「大門坂」を上る一行。その昔、熊野への道行を称して「ありの熊野詣」といいました。
古代から中世にかけて熊野の参詣道は近畿の南部を縦横に走る大動脈だったのでしょう。

 

 

 

 

 

  大門坂は急峻ではありませんが、やく800m続く登りの坂道です。そして、さらに表参道のかなり急峻な473段の石段が続きます。娘たちにとってはかなりハードな行程です。

 

 

 

 

  熊野那智大社や那智山青岸渡寺の境内には、野だてのお茶や、ぜんざい等のふるまいがありました。時代を反映して樽酒のふるまいはありません。ハードな スケデュールをこなした娘たちは、美味しそうに野だてのお茶で喉を潤していました。

 

 

 

 

  拝殿裏の御本殿参拝。この御本殿は普段は閉められていて、一般の観光客には拝めません。

 

 

 

 

  大護摩炊きの前に、神前にて祈りをささげる娘たち。
何を切に祈ったのか・・・・・、それは無論のこと、「良縁に恵まれますように」。

  

 

 

 

  厳粛な大護摩炊き。那智山青岸渡寺副住職の高木亮英氏を大導師として、緊迫した空気のもとで営まれます。遠方に見える那智の滝が美しい。熊野の真骨頂をなす空間構成です。

 

 

 

 

  最後の那智の滝参拝に向かう娘たち。荘厳な滝に平安衣装がよく似合う。
大護摩炊きの後滝へ向かうこの行程は、数年前から新たに加わりました。

 

 

 

 

  尺八の吹鳴があり、巫女の舞があり、そして一行は感無量となる。まさに熊野詣のクライマックスです。
 

 

 

 

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