『西村伊作の楽しき住家−大正デモクラシーの住い−

著者 田中修司・ 出版社 kk はる書房(東京都千代田区西神田1-3-14 根木ビル)・ 定価 1995円(消費税込)

建築史家の藤森照信先生から次のような推薦文をお寄せいただきました。
「亭主の見栄や家の体面のためでなく、家族全員の団欒のための住い…この現在では当たり前の住いのあり方を日本で最初に主張し実践したのが西村伊作だった。その実践活動は、この一冊で初めて明らかにされる。」
目次
はじめに
summary
第1章 バンガローの移植我が国最初のバンガロー
青年期まで
第2章 『楽しき住家』の出版『楽しき住家』の出版
その他の執筆活動
住いのデモクラシー:居間式住宅の成立
第3章 「建築事務所」の開設建築事務所開設の経緯
西村建築事務所
『文化生活研究会』とのかかわり
倉敷での活動
第4章 宗教的・思想的背景西村とキリスト教・社会主義
キリスト教・社会主義と生活改善・住宅改良
第5章 住宅作品から西村の作風
住宅作品 − 新宮 阪神間 倉敷 豊川 松本 東京
第6章 「文化学院」その他文化学院における教育活動
絵画 陶芸
参考文献・ 作品リスト・ 西村伊作年譜
あとがき