6-2 倉敷市
倉敷教会
若竹の園
祐安の住宅
西村と倉敷は、彼の主張に共鳴するこの地の有力者、林源十郎との交流から始まります。労働理想主義と呼ばれる経営で知られる当時の倉紡社長大原孫三郎は青年期この林に兄事し、林は大原に大きな感化を与えました。西村は林を介して倉紡の理想主義的施策に関わる施設などの設計施工を行いました。祐安(すけやす)の住宅は市の南部の山際に点在します。
倉敷基督教会(現日本基督教団倉敷教会)
1923年
倉敷市鶴形
大正期の倉敷文化の精神的中心となった教会。彼の教会の代表作
若竹の園
1925年
倉敷市中央
倉敷紡績に関わる理想主義的な保育所。大原美術館、新渓園の南
祐安の住宅
1923年〜
倉敷市祐安
倉紡に関わる住宅、全6棟のうち3棟が西村事務所の作品、理想村
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